筋肉にとって需要なのはタンパク質だけじゃないのは知っていますか？
筋肉にはタンパク質に限らず多くの栄養素が必要になりますが、
その中でも今日は炭水化物について説明します。
筋肉中の炭水化物のことを筋肉グリコーゲンといいます。
これは炭水化物を摂取することで筋肉中におくられます。
筋トレ中はこの筋肉グリコーゲンをエネルギーにします。
この筋肉グリコーゲンが不足した状態でトレーニングを行うと
次は筋肉中のアミノ酸（タンパク質）をエネルギーにします。
せっかくタンパク質をとってもトレーニングのエネルギーに使われてしまったら
筋肉は大きくなれません。
また筋肉グリコーゲンとアミノ酸のどちらともが不足した状態でトレーニングを行うと
筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。
そうなるともう逆効果ですね。
このためトレーニング前は炭水化物を摂取する必要があります。
また炭水化物をとるとインスリンというホルモンが分泌されます。
このインスリンは筋肉中に筋肉グリコーゲンやアミノ酸を送るのに
非常に重要な役割をします。
このように筋肉にとって炭水化物は非常に重要なのですが、
摂りすぎてしまうと、脂肪を蓄積する働きに偏ってしまいます。
また、脂質と一緒に摂ることも脂肪の蓄積につながります。
脂質と炭水化物の組み合わせの代表的な例がラーメンですね。
時間帯も、朝よりも夜の方が脂肪の蓄積につながりやすいです。
タイミング（時間）、量、組み合わせに注意して炭水化物を摂取していきましょう。
